●レビュー:Slazenger Pro Test Mens Gloves

Muqueem Sportsから2005年度モデルのPro Testグラブが届いたので、簡単にレビューをします。
Pro Testはここ数年Slazengerグラブの最高級品だったのですが、今年になって新しくモデルチェンジしました。
基本的なデザインはそのままに質が上がっているとの噂でしたが、幸か不幸か2004年以前のモデルも触った事があるので、わかる範囲で比較をしようと思います。
ちなみに間違ったモデルが当初送られてきたので送料は無料でした。伝票を見ると6月10日発13日着、US$25となっています。さすがEMS!
グラブ自体はお店によって9000円から12000円ぐらいで売られているようです。
外観:
まずSlazengerファンには一番気になるであろうデザインですが、昔のモデルと今のモデルを比べるとディテールが多少変わっており、中でも右手のエクストラプロテクションと色の違いが目を引きます。
色はショップの写真だと紫っぽく見えますが、実物は真紅っぽい赤でした。
写真のようなツヤも無く、黒のメッシュと合わさってメリハリのある色調となっています。
ここらへんは旧モデルの灰色を基調としたテーマを意識して変えたのでしょう。
グラブ自体の重さはペアで380グラムぐらい。
サイズは手を広げた長さが24cmは無いと大きすぎるでしょう。
インナーグラブを着ければもう少し小さくても大丈夫でしょうか。
プロテクション:
このブロックパターンは俗に言うShark Tooth(鮫の歯)パターンと呼ばれるもので、四角のブロックパターンと違い指を曲げても充分なプロテクションが得られるようになっています。
ブロックは従来のPVAの上に高密度のパネルを載せたもので、右手の人差し指と中指にはさらに硬い(金属またはプラスチック)プレートが埋め込まれています。
人差し指の横にはブロックが三個あり、一番危険なスプライスに近い部分を守っているのですが、それにより指が若干曲げにくい感はあります。
全体的にかなりがっちりしていますが、強度の高いプロテクションとシャークパターンの宿命でそれなりの重さにはなっています。
とりあえずこの強度ならばクラブクリケットで怪我をすることは無いでしょう。
材質:
手の平の部分をイギリスの名門Pittards社製の皮で作っているとあってかなり期待していましたが、やはり普通の子牛や羊の皮とは一味違ったテクスチャーのものです。
旧モデルは高級ゴルフグラブのような皮、新モデルはそれに化学繊維のレイヤーが織り込まれています。
どこかで見たことのある質感と思っていたら、Easton製の野球グラブと同じようですね。
これにより摩擦による皮へのダメージを軽減してくれるようです。
使用感や耐久性はやはり使い込んで見なければわからないので、ここでは割愛します。
次はSlazengerご自慢のエアーフローシステムですが、これは単に指の横の部分をメッシュのような材質で作ってあるだけで、宣伝するほどの代物とは思えませんでした。
普通のグラブより若干マシかなという程度の物ですね。
全体的な裁縫は及第点ですが、ところどころにインドクオリティーを感じました。
届いたグラブだと手首の部分の縫いつけが一番甘いかもしれないです。
結論:
サイズが合って、絶対に怪我をしたくない人なら買いだと思います。
ただしそれなりに高いので、人によっては5千円ぐらいのグラブを2つ買った方が良いかもしれません。
汗っかきで手の平の皮がすぐにダメになる人にもお勧めです。
個人的にはPittards社と言うだけで惹かれてしまいますが、他にもPumaのグラブなどにも使われていますからね。


