●用具メーカーシリーズその7

引き続きオーダーメードブランドを紹介します。
今回は筆者も愛用しているLaver & Woodです。
今までとは違い、メーカー紹介というよりレビューとなっています。
James Laverは元々M&Hの主任バット職人として働いていたのですが、1998年にニュージーランドに移住し、ポロやクロケーのマレット職人、George Woodと一緒に設立したのが始まりとされています。
その質の高さは素晴らしく、今では売り上げの半分以上が海外からの注文によるものです。
最近では現インド代表コーチのGreg Chappellにも質を認められ、彼のブランドにバットをOEM提供しています。
特徴は何と言っても使っている柳の質の高さと、手作業による素晴らしいバランスにあります。
オーダーメイドとはいえ、ノックインサービスを付けなければ、オーダー受付、作成、そして届くまで1週間かからない時もあり、下手をすると普通の通販サイトよりも早く手に入ります。
私の場合はオーダーしてから5日で届き、削りたての木の匂いに感動しました。
既にどのようなバットが欲しいかわかっている場合は、その希望に沿って作ってくれます。
仕様にはブレードの長さ、グリップの形状、重量、スイートスポットの位置、バットの反り等を指定することが出来ます。
どのようなバットが欲しいか分からない場合は自分のプロフィール(身長、体重、得意なショット、Etc)を送ると、自分に最適なバットの仕様が送り返されてきます。
お気に入りで壊れてしまったバットがあれば、レプリカを作るサービスもやっているとか。
普通のメンズサイズのバットも良いですが、一番お勧めしたいのがジュニアや女子選手用のバットです。
ほぼ全てのメーカーは、あまり売れないという理由からサイズが小さいバット(HarrowやSize6)に粗悪な柳を使っており、結果として重くてもアカデミーサイズやフルサイズを使うというケースが多々あります。
L&Wだと良い柳から手作業で作るので、市販のバットとは比べ物にならないです。
そのポリシーはパッドやグラブにおいても同じで、まだエンドースメント契約を結ぶケースが少ないジュニアや女子選手にユーザーが多いのも頷けます。
オーダーメードブランド全般に言えることですが、一番高いモデルでも市販のバットと値段が変わらないので試してみる価値はあると思います。
マイナーブランドが気に入らなければプロ選手のように、ステッカーだけ取り替えれば良いのですから…


