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2005年12月02日

●アンパイアパネル拡張

ICC会長のMalcom Speedが来年にアンパイアのエリートパネルを7人から最大10人に拡張する予定を発表しました。
現在エリートパネルに所属するアンパイアは、過密した国際スケジュールの影響を受けており、全体的なレベル低下を招いていると見られています。
そこで、エリートアンパイアを増やすことによって一人当たりの試合を年間10テストと20ODI程度にするのが目的だとか。

ちなみに現在のエリートアンパイアは:

Steve Bucknor (West Indies),
Aleem Dar (Pakistan),
Rudi Koertzen (South Africa),
Billy Bowden (New Zealand)
Darrell Hair, Daryl Harper, Simon Taufel (Australia)

の7人です。

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コメント

あと、少々前ですが、パネルの老齢化もアンパイアのレベル低下の原因では、と指摘されていましたな。

現在のパネルは、年齢順に、

Bucknor 59
Koertzen 56
Harper 54
Hair 53
Bowden 42
Dar 37
Taufel 34

ですが、VenkatやShepherdなどの年配アンパイア引退後、30-40歳代のアンパイアがパネルの半分近くを占めるようになっているのは、いい傾向かと思います。

パネルが年寄になる傾向が強いのは、

(1)ファーストクラス以上の選手が引退後アンパイアを始めるケースが多いこと。
(2)ハイレベルの試合をアンパイアするには、長年の経験がものをいうこと。

などなどが理由と言われていますが、折角パネルメンバーを増やすなら、長い将来を見据えて、そして五感も優れている(?)30-40歳代の若手を積極的に起用してほしいものです。