●Bowden
派手なシグナルでお馴染みのアンパイア、Billy Bowdenが批判されています。
最近Bowdenはオーストラリアのプロ選手によるアンケートで、最悪のアンパイアに選ばれたばかりですが、ウエストインディーズとのテストでも選手たちから不満の声が上がっているとか。
アンパイアのレベルが上がるまで、シグナルを普通にしたほうが良いという意見も出ていますが、当のBowdenはこのままで充分満足しているとコメントしています。
TVリプレイの影響でアンパイアリングが露骨に批判されることが多くなってきた中、アンパイアを務めるのは大変かと思いますが、Bowdenのシグナルはちょっとやりすぎ感がありますね。
コメント
これはアンパイアリングのスキルの問題だと思うので、たとえ彼が派手なアクションを止めたとしても、彼のスキルレベルが回復するとは限らないかと。むしろ、「変わりにどういうアクションを取るか?」に気を取られてますますアウトプットがマズくなるのでは、と心配になります。
スキルが低下しているのであれば、ネッツに入って「トレーニング」をするのが一番の方法かと思いますが。。。。
Dicky Bird引退以来、リアクションで目立つアンパイアがいなかった中、彼のその派手なアクションがクリケットアンパイアに対する注目を再び誘うようになった、という功績、あながち低く評価すべきではないと思いますよ。
話は少し外れますが、どこかの国のプロ野球界でも、某新興球団の新監督が、自由契約になった選手のピアスを痛烈に批判して獲得しない理由の一つに挙げてますが、あれは選手個人の問題であって、その選手が野球選手としてちゃんとした結果を出せば何ら問題ではないと思います。
外見でアンパイアスキル&プレイスキルが決まるわけではないですからね。。。
Posted by: Aus在住なのにアンチAusな人 | 2005年12月09日 10:51
同じ悪い判定でも、目立つアクションをしたほうが神経を逆撫でする可能性が高いので、パフォーマンスが良くなるまで、自粛すべきという意見もわかります。
正しい判定もさることながら、プレイヤー・マッチマネジメントも重要な役割だと思います(その点Sheppherdは凄かったですね)。
Bowdenのスキルが低下といっても、彼以上のアンパイアリングが出来る人は、エリートパネル以外そうはいなさそうですし。
Posted by: しゅん | 2005年12月09日 12:10
英文記事を読んでみると、Pontingと個々の判定について色々議論をしたようですが、アンパイアは、フィールド内外に関わらず、個々の判定について選手と議論することは差し控えるべき、と講習会で習った覚えがあります。とすると、Bowdenのこの行為は、アンパイアとして不適切、ということになりますな。。。
あと一昔前、クリケットでは、アンパイアの「判定が絶対」なのではなく、アンパイアの「意見を尊重」するのだ、と聞いたことがありますが、ここ数年のテクノロジーの発達によって、アンパイアの「意見」の正当性に疑問が出始めているのも事実。。。
ただアンパイアも人間ですから、テクノロジーなしで常に「事実に基づいた正しい意見」を述べるのは不可能だと思います。そろそろ正式にテクノロジーの適用範囲を拡大すべき時期が来たのかもしれませんな。
マッチマネージメント、というのは、アンパイアの仕事の中でも特に経験がモノを言う世界だと思うので、Sheppherdのマッチマネージメントのすばらしさが、彼の引退が近づくにつれて目立ったのも頷けるような気がします、そういう意味でBowdenは、年齢もプレーヤーに結構近いですし、まだ青二才なんでしょうね。。。
Posted by: Aus在住なのにアンチAusな人 | 2005年12月09日 13:36
そうですね。TVリプレイが無く、プロ選手の給料が低かった時代はアンパイアがミスジャッジをしても全て”それもゲームのうち”で済まされて来ましたが、確かにもうそろそろ限界が近いかもしれません。
野球等はテクノロジーの介入を認めていないですが、猛抗議があったり、肋骨を折られたりと、とても試合中に尊重されてるとは思えないですよね。
Shepperdの場合、年と共に判定自体の精度が落ちていってしまったのが残念ですね。
体力と経験の両方が高いレベルにある時期はそう長くはなさそうです。
Posted by: しゅん | 2005年12月09日 18:58
I'm astounded by people who want to 'know' the universe when it's hard enough to find your way around Chinatown.
Posted by: Good Examples Of Persuasive Speeches | 2010年12月03日 05:08