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2005年12月12日

●Hussey好調

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オーストラリアのバッツマン、Michael Husseyのアベレージが凄いことになっています。

テストのアベレージが3試合で120.33。
ODIは21試合を終えて151.00と、彼の最高記録の88ランを大きく超えています。

高アベレージの秘訣はやはりノットアウトの数です。
15イニングス中ノットアウトを11も稼いでおり、7番の打順と、優秀なオーストラリアのバッティング陣からの恩恵を受けていますね。
先ほど終了したばかりのNZでのODIシリーズで一度もアウトになることが無く、同試合数でKevin Pietersenが持っていたアベレージ記録を大きく更新しました。

Dean Jones, Michael Bevanと受け継がれてきたフィニッシャーの系譜を受け継ぐに充分な成績です。

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コメント

彼は今年のテストデビュー前まで、ファーストクラスレベルですでに10,000ランを叩き出していたにもかかわらず、30歳を過ぎてからようやくテストデビューした、遅咲きのヒーローですな。これほどの遅咲きのオーストラリア代表テストマッチデビューは、他にLehmannくらいしか思いつきません。

ボーラーでも、Warneの偉大さのおかげでテストマッチ出場が限られてしまっているMacGillがいますが、こちらはWarneの怪我&ドーピングによる出場停止、ピッチコンディションの都合などでそれなりに試合には出られているので、HusseyやLehmannに比べればまだ恵まれている方、と言えるでしょうな。

それにしてもこういう話は、オーストラリアのテストマッチ代表選手の高齢ぶりを物語る、典型的なエピソードかと。。。そろそろこういう高齢化容認セレクションポリシーにピリオドを打たないと、5年後くらいには青二才揃いのテストチーム&急激に弱くなる、なんてことにもなりかねませんからな。。。ここ数年のWIみたいに。。。

確かに既にODIのボーリング陣は急激に弱くなっている感があります。

とはいえバッティングはピークがボーリングよりも遅く(31-33歳)、経験も重要視されるので、Husseyのように30歳でデビューしても特に問題は無いと思います。

ファーストクラスのレベルが高いオーストラリアは、よほどのことが無い限り、若いバッツマンを選ばないですよね。
最近だとPontingとClarkeぐらいでしょうか。。。

インドやパキスタンとは対照的です。

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