●Kerry Packer死去
メディア王であり、現代クリケットの父でもあったKerry Packerが亡くなりました。
ここ数年体調が思わしくなく、最後は家族に囲まれながら68歳で息を引き取ったそうです。
オーストラリアのテレビ局、Channnel9のオーナーであるKerry Packerは、1977年にワールドシリーズクリケット(WSC)を発案しました。
そこでは当時金銭的に恵まれていなかったクリケット選手と当時としては破格の契約を結び、エンターテイメント重視のクリケットを彼のチャンネルで放送するというものでした。
今では当たり前になった白色のクリケットボール、白以外のクリケットユニフォーム、照明、ODIなどはクリケットをテレビ向けにするために、WSCが最初に考案したものです。
それ以外にも、プロクリケット選手の労働環境を大きく向上させたとして、多大な功績を残したと言われています。
今日の新聞では:
”Bradman以上にクリケットの歴史に大きな影響を与えた男”
と書かれていました。
ご冥福をお祈りします。