●用具レビュー:Cloth Covered Polypropylene Helmet
男性で初めてCricket道具を買うときに、逃してはならない3つの装備。
1:Box(股間を守る防具。買うときは、サポーターもいっしょに)
2:Batting Glove(汗で磨耗しないようにInnerも欲しいですね)
3:Helmet
特に、Helmetは真っ先に買うべき装備です。カタログを開いたら、まずはHelmetのページに直行しましょう。
■Helmetの効用
よく「Helmetをかぶると、視界が悪くなるからつけたくない」という人がいます。そうゆうBatsmanに限ってバッティングアベレージは10点台、またはそれ以下だったりします。
Helmetをつけずに打席に立ち、たったの10数点を獲りにいくぐらいなら、Helmetを着用して2・3点でOutになった方が良いでしょう。なぜなら、頭部に硬球をくらって、あなたがその試合やその後に続く試合に出場できなくなることの方が、大きな損失だからです。
Cricketでは、頭部に硬球があたる可能性はけっこうあります。
・投球が直接当たる。
・バットに当たった後に(エッジをかすめるなどして)直撃する。
・フィールダーの返球が当たる。
・・・など。
Helmetは自分を守るためにとどまりません。毎週末、チームメイトとCricketをして過ごしていくために必要な装備。それがHelmetです。
■Cloth Covered Polypropylene Helmet
Gray-NicollsやCountyなどでリリースされている40Ausドル以下(約3,000円~3,500円)のHelmetです。
頭部には、硬質なプラスチック(Polypropylene:ポリプロピレン)を用いています。適度な防御力を持ちつつも軽量です。その上に布をまきつけることで衝撃吸収力を上げたり、カラーバリエーションを増やしています。通気性をよくするために穴を開けているものもあります。
頭部の内部にも衝撃吸収素材を入れるものですが、廉価なものだとかなり貧弱です。
フェイスガードは鉄製です。これがやや重め。フェイスガードに、軽量で強度のあるチタンを用いるものもありますが、高級品になります。
Helmetとフェイスガードの固定はネジを用います。フェイスガードの片面には2箇所に複数のネジ穴がついています。どのねじ穴を使うかによって、フェイスガードを上寄り・下寄りにすることができます。これにより、視界を広げたり、せばめたりすることができます。視界を広げすぎるとボールが入ることがあるので要注意。
ストラップがついていて、あごで固定をします。このストラップの締め方でメーカーごとに工夫がでます。Gray-Nicolls製だと止め具に 2つ穴がついていて、そこにストラップを通して締める方法になります。これ、地味に最初の数回はてこずります。急いでるときとか、あせると上手くできないんですよね。他メーカーだと、ベルクロやシートベルトのように簡単に着脱できるものもあります。
お値段
Gray-Nicolls GNX Helmet(写真):39Ausドル=約3,400円
Gray-Nicolls Millennium Helmet:49Ausドル=約4,300円
*GNXに比べ、Helmet内部に衝撃吸収力のある素材を加えたり、額の汗を吸収するところが改良されています。
County Demon Helmet:35Ausドル=約3,000円
Posted by Chika