« 選手お疲れ | メイン | KCL セレンディブ戦 »

2006年04月25日

●ライン&レンス、ワンデイ編

linega.GIF最近更新量が減ってきたので、以前訳した記事を載せていこうと思います。
今回は南アフリカの元プロクリケッターによる、ボーリング講座です。

有史以来、コーチやキャプテンが良いラインとレンスを投げろと何回言ったことでしょう!
ですがそれは実際にどんな意味なのでしょうか?あなたはボーラーとしてキャプテンに何が良いラインとレンスなのかを聞く必要があります。理想的なラインとレンスはいくつかの要素によって変わるものです。第1に試合の状況、第2にバッツマンの長所、第3にピッチの状態、そして最後にフィールドのポジションです。

試合開始直後や新しいバッツマンに投げるときは、一般的には、バッツマンがフットワークを前か後ろにするか迷うような所を狙います。バッツマンは迷うと、フットワークが小さくなり、結果的に(ブロックでもドライブでも)ミスショットが多くなります。ピッチの変化が大きいときは、迷うエリアが多くなり、少ないときは必然的にエリアが小さくなります。
まだこの段階では真っ直ぐ投げることに集中するべきですが、バッツマンがある程度の時間アウトにならず生き残っていた場合、多くのボーラーはレンスをそのままに、ラインをオフスタンプの外側へシフトさせます。
オーストラリアはこの作戦を効果的に使うことで知られています。理論としては、バッツマンの目線のラインの外側でボールを打たせることによってエッジを誘ったり、フライを打たせたりするものです。良いバッツマンは長くプレイすることによってストレートに来るボールをより簡単に処理できるようになるからです。

イニングスの最後に近づくに従って、守備側は“被害対策”をしなければならないケースがあります。オールアウトに出来そうな勢いならば、今まで通り投げても構いませんが、もし攻撃側が積極的に打ち始めてきた場合、ボーラーはミドルスタンプからレッグスタンプの間の“ブロックホール(ヨーカーのレンス、クリースライン上)”を狙って投げなければいけません。このコースに対して横振りはハイリスクなため、ストレートバウンダリーを重点的に守るようなフィールディングポジションに変更出来るでしょう。

ボーラーとキャプテンは常にバッツマンの長所と短所を見極めようとしなければいけません。(ボーラーとキャプテンのコミュニケーションは重要です)。バッツマンがフロントフットプレイヤーなら短めに投げたり、オンサイドが得意ならオフに投げる等が大事。フィールディングポジションはバッツマンによって変えるようにしましょう。
また、良いプランを持つことは大事ですが、そのプランを実行できるだけの技術を練習して習得していなければいけないことを忘れないようにしてください。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.cricket.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/1015